親なきあとに備える!八王子市の行政書士が解説する障害のある子の4つの心配
こんにちは。八王子市の「一般社団法人いきいきライフ協会八王子東・伊橋行政書士法務事務所」をしております。今回は、「親なきあと」に障害のあるお子さんを抱えるご家族が直面しがちな4つの心配について、わかりやすくお話しさせていただきます。将来に向けた備えは、早いうちから始めることがとても大切です。一緒に考えていきましょう。
1. 将来、お金に困らないか
「親がいなくなったあと、うちの子は生活していけるのかしら…」というご相談を多く受けます。障害のあるお子さんが自立した生活を送るためには、安定した経済基盤が必要です。
具体的には、障害年金や、特別障害者手当、生活保護といった公的支援制度の活用が考えられます。また、就労活動や、信託制度を利用して、親が元気なうちに生活費の管理を仕組み化する方法もあります。
一人ひとりの状況に合わせた資金計画を立てておくことで、将来の不安を減らすことができます。
【事例】八王子市在住のAさん(60代女性)は、軽度の知的障害を持つ息子さんの将来を心配されていました。伊橋行政書士と相談のうえ、障害年金の申請手続きをサポートし、月々安定した収入が得られるように。さらに、家族信託制度を利用して、兄が金銭管理を行えるように設定したことで、Aさんは安心して老後を迎えられるようになりました。
2. 親がお金を残しても管理できるか
「財産を遺しても、うちの子が自分で管理できないのでは…」という不安も大変多いです。実際、障害の程度によっては、お金の管理が難しいケースもあります。
そのような場合は、任意後見制度の利用が考えられます。任意契約受任者が財産管理や契約行為を代行することで、安心して財産を残すことができます。
また、家族信託を活用し、信頼できる家族が管理を引き継ぐ仕組みを作ることも有効です。制度の違いや適用方法については、行政書士がしっかりとサポートいたします。
【事例】八王子市のBさんは、重度の自閉症を抱える娘さんのために、成年後見制度の利用を検討。伊橋行政書士の支援のもとで手続きを進め、信頼できる叔母を後見人として選任しました。これにより、将来の財産管理や生活上の契約もスムーズに行えるようになり、Bさんのご家族は大きな安心を得ています。
3. 親なきあと、どこに住むのか
住まいの問題も、大きな心配のひとつです。「施設に入れるのか?」「グループホームの空きはあるのか?」といったご相談を受けます。
八王子市には、障害者グループホームや、支援付き住宅など、さまざまな居住支援の選択肢があります。ただし、希望するタイミングで入居できるとは限らないため、早めの情報収集と申込みが重要です。
行政書士として、居住先の選定や申し込みに関するアドバイスも行っていますので、お気軽にご相談ください。
【事例】知的障害を持つCさん(30代男性)は、長年親と暮らしていましたが、親御さんが高齢となり今後を懸念。伊橋行政書士と連携し、八王子市内のグループホームに入居申請。無事に受け入れが決まり、現在は自立支援スタッフのサポートを受けながら、地域の中で安心して暮らしています。
4. 将来、誰がサポートしてくれるのか
「自分がいなくなったら、誰が子どものことを見てくれるの?」というご不安は、すべての親御さんに共通するものです。
親族や兄弟姉妹に頼ることが難しい場合、福祉サービス事業者や、市の成年後見支援センターといった地域の仕組みを活用することがポイントです。
また、見守り契約や、死後事務委任契約を行政書士と結んでおくことで、親なきあともサポート体制を確保することができます。
【事例】Dさんご夫婦は、支援が必要な息子さんの将来に備えて、伊橋行政書士と「見守り契約」および「死後事務委任契約」を締結しました。契約により、将来息子さんが困ったときに行政書士が代わりに必要な手続きを行える体制を整備。Dさんご夫婦は「ようやく肩の荷が下りた気がする」と話されています。
まとめ:八王子市で将来への備えを始めましょう
障害のあるお子さんの将来については、親御さんにとって非常に大きなテーマです。しかし、事前に準備をすることで、不安は必ず軽減されます。
八王子市では、多様な福祉サービスや制度が整備されており、伊橋行政書士もその支援の一翼を担っています。ぜひ、早めに一度ご相談ください。あなたとお子さんの未来の安心を、一緒に考えていきましょう。
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将来の備えについて、具体的に何をすればよいのか分からないという方は、ぜひお気軽にご連絡ください。初回相談は無料で承っております。八王子市内や周辺地域の方に寄り添った、やさしく丁寧なサポートを心がけています。
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